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2016年4月9日土曜日

三浦大知のCry & Fightがめちゃくちゃ良いという話

サウンド面で完全にネクストレベルな国産フューチャーR&Bの大傑作!これを取り上げないわけにはいきません。というわけで、〇〇がめちゃくちゃ良いという話シリーズ4回目は三浦大知のニューシングル「Cry & Fight」です。

はじめに表題曲の情報が出た際に、UTA氏とSeiho氏の共作ということでかなり期待をしていましたが、実際に聴いてみたら期待を大きく上回るカッコ良さで衝撃を受けました。そして3曲入りでパッケージされたシングルを聴いて他の2曲もむちゃくちゃ格好良くて2016年最強のシングルが生まれてしまったなと。


まず1曲目、表題曲の「Cry & Fight」がすごいことになってます。前述の通り、UTA氏とSeiho氏の共作ということで、期待が高まらない方がおかしいですよね。最初に聴いたのはタマフルのオンエアで、その数日後にYouTubeにMVがアップされてフル尺で聴くことができました。第一印象としては、「完全にネクストレベルなヤバい曲キタ!!!」。
Seihoギャルこと私としては、イントロで鳥の鳴き声や水の音が入っている時点でニヤっとしてしまうんですが、何と言ってもこの曲でヤバいのはLidoを彷彿させる大胆な「間」の作り方ですよね。最後のドロップでのエモみのあるブチ上げ具合とそこから落差をつけて静かに終わるアウトロも絶妙です。Seiho氏の本気をUTA氏がポップスとしてうまくまとめているんだろうなと思います。
最後に言っておきたいのが、この曲は出音がハンパなく、ドラム、ベース、ボーカル、シンセの全て音がバランス良く前に出ていて、クラブで爆音で聴くととんでもない圧を感じそうだなと思いました。世界のD.O.I氏のマジックですね。

というわけで、その「Cry & Fight」のMVです。せっかくなんでDance Editの方で。ダンスもすごく良い!



2曲目の「Yes & No」はベッドスプリング音こそ入ってないものの、BPM的にもキックの置き方的にも完全にジャジークラブが下地になっていて、且つフューチャーベース的な要素もありつつもちゃんとポップスとしてのキャッチーさもあるという、新しいバランス感覚の曲だと思いました。
最後の曲「Forever & Always」は、これぞ正統派フューチャーR&B。コーラスワークが素晴らしいです。トラックもめちゃくちゃシンプルで良いですね。

このシングルの素晴らしいところは、新しいダンスミュージックの要素を取り入れながらもちゃんとポップミュージックとしても機能していているというのを、3曲全てを違うタイプの曲で成り立たせているところだと思います。それでいて3曲通しで違和感なく聴けるし、タイトルが全て「〇〇 & ××」としているところなんかもかなりいいと思います。こういう共通項というか縛りを設けたパッケージング、好きです。

そんなわけで三浦大知の「Cry & Fight」 、「Yes & No」、「Forever & Always」、3曲まとめてオススメです!


 【作品情報】
三浦大知 / Cry & Fight


■トラックリスト
01. Cry & Fight
02. Yes & No
03. Forever & Always

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