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2015年3月28日土曜日

Mar 2015

 ■2015年3月オススメアルバム

・The Tuxedo / Tuxedo


今月の最重要盤にしてここ数年のブギー、ディスコブームの集大成といえるアルバムではないでしょうか。Twitterでフォローしている方々の間でも大絶賛でした。聴くまでもなく最高に決まっていますが、ちゃんと聴いた上で改めて言います。最高です。時期によってハマる音楽は結構変わったりしますが、ディスコはいつ聴いても好きだなと思います。
酒を飲みながら大音量で聴いて一生踊っていたいですね。





・ザ・なつやすみバンド / パラード


今月の注目邦楽バンド枠は、ザ・なつやすみバンド。本作でメジャーデビューということですが自主制作時代と何ら変わらず、ちょうどいい愉快さが最高です。
「毎日が夏休みだったらいいのになぁ」のフレーズでお馴染みのフリーダウンロードシングル「S.S.W」もアルバム用に新バージョンで収録されていて、オリジナルよりちょっとファンキーになっていてナイスです。
春先の暖かい日に鴨川沿いで聴きながら一生ビールを飲んでいたいです。





・lyrical school / SPOT


特に熱心なヘッズ(リリスクのオタクの呼称)というわけではありませんが、前作が傑作だったので本作も今月の注目アルバムの1つでした。結論から言うと、今作もアルバム1枚を通してストーリーがあるような構成でとても良かったです。曲単位では1曲目のALI- KICKさんプロデュースの曲が日本語ラップクラシックの引用が多くニヤリとさせられました。メンバーでは終始minanさんが素晴らしく、ソロのプロデュースをしたいと思いました。タワレコには毎月結構な金を落としてるので、Tパレさんお願いします!





・(((さらうんど))) / See you, Blue


こちらも発売を心待ちにしていた3月の注目作。過去2作も最高でしたが、これこそ最高傑作です。インタビューを読むと、これまで拘っていた「ポップス」にとらわれなくなったということですが、より自由で洗練された感じになったという印象です。一般的なイメージとは違うかもしれませんが、自分にとってはポップスとは洗練されたグッドミュージックのことなので、まさしく(((さらうんど))のサウンドはど真ん中です。そんなポップスのアルバム(もしくはEP)はいつか作ってみたいなと日々妄想しているところです。妄想だけで終わらないようにしたい所存です。





・ARDBECK / BLUE


全くのノーチェックでしたが、タワレコで試聴してすぐに「大好物のやつだ!」と思いました。程よいキャッチーさでむちゃくちゃかっこいいエレクトロ・ダンスミュージックです。ライブには絶対行きたいなと思って調べたら5月末に大阪に来るそうなので絶対行きたいと思います。
なんだかんだでこれまで知らなかったアーティストを知るのはインターネットよりもタワレコの試聴機が多い気がするので、やはり店舗で掘るのは大事だなと思うし、イケてるアーティストを見つけられて幸せです。





・LLLL / Faithful


こちらも全くのノーチェックでしたが、タワレコの試聴機で出会いました。ARDBECKよりはドープで重厚なエレクトロといった感じですが、ゲストボーカル陣が良いバランス感で聴きやすいと思います。
ARDBECKもそうですが、シューゲイザーとチルウェイブを取り入れたようなエレクトロ系のダンスミュージックの時代がかなり来てる気がします。どちらも日本人がやっているところがアツいです。





・Yumi Zouma / The Complete EP Collection 2014-2015


1曲目の最初の1秒からもうナイス・シティーポップ全開で素晴らしいです。ニュージーランド出身の3人組ユニットということです。昨年と今年にそれぞれEPを出していて、それを日本限定盤として1枚のCDにコンパイルしたのが本作ですが、普通に1枚のアルバムとして聴けるのが良いです。 シティーでドリーミーで言うことなしです。





・関口シンゴ / Brilliant


活動休止中のOvallのギタリストである関口シンゴ氏のソロアルバム。Ovallに通じる洗練されたメロウネスとスムースさがありアルバム1枚を通して心地よく聴けます。 Ovallはメンバーみなさんがそれぞれソロでアーティストやプロデューサーとして活躍していて素晴らしいと思います。そんなOvallのドラマー(最近のプロデュースワークの外れなさが凄いことは別に記事にていずれ…)のmabanua氏を客演に迎えた「Everyday I Feel Your Heart」が至高です。



・ Oii / Sakura Sunlight

全楽器の演奏から打ち込みまで行うマルチプレイヤーのOii氏のアルバム。生楽器と打ち込みのミックス具合とか、オケは生楽器主体の曲だけどボーカルはAutotuneをしっかりめにかけていたりとか、その絶妙なバランス感覚がとても好みです。グッドミュージックを突き詰めるとこうなる、と言うに相応しい個人的にリファレンスにしたいアルバムです。





3月は今回紹介したアルバム以外にも本当にフィジカルの良作が多過ぎてサンクラやミクステを全然追えなかったです。4月も注目リリースが多いので楽しみです。
ミクステはTinasheくらいしかチェックできてないですが、相変わらずビートのチョイスが良かったです。それ以外は時間を見つけてアボかどさんのブログをチェックしときます。

それと、私事ですが、3月はかなへびライブというイベントにビートバトルで出場して優勝しました。ビートが一番良かったかはわかりませんが、気合いを入れて約10日で全てバトル用に書き下ろしたし、ステージ上でのバイブスは一番だったと思います。
おかげで嬉しいオファーとかも頂いたりしたし、どんどん表立った動きを見せていきたいなという所存です。


以上!!!