SoundCloud

2016年7月1日金曜日

2016年上半期ベスト20

アルバムもEPもシングルもミクステもジャンルも全部まとめて、ひとつのパッケージングされた音楽作品として好きな作品を25枚選びました。


1. 韻シスト / CLASSIX


日本が誇る安打製造機、韻シストによるタイトル通りのクラシック。常にグッドミュージックであり続けながら、これまでになかったタイプの曲も完璧に韻シストのサウンドとして消化されていて、常に進化し続けているところが凄いです。



2. Chance The Rapper / Coloring Book


ゴスペルとJukeとヒップホップの奇跡のバランス。しかも圧倒的にグッドミュージック。こんなんずるい。ハウス系のトラックも新しい挑戦って感じで良いです。最初出た時は「ん?」となった音質面も後でちゃんとしたバージョンが出て良かったです。



3. Anderson .Paak / Malibu


ベテランから新鋭まで、トラックメイカーのチョイスが素晴らしく、トラック毎に幅を出せていながらまとまりもある名盤です。自身でもトラックを作ってラップも歌もライブではドラムまで何でも上手いことやってしまうという憎たらしさ。客演仕事も多く、2016年の顔ですね。



4. YOSA / Orion


完璧に私のツボを突いてくるアーバンヒップホップ。トラックの多彩さ、客演の幅広さもありながら、トータルでツルッと聴けてリピートしやすいところも素晴らしいです。結構サンプリングも多めだと思いますが、生のギターが入ることでグッとアーバンな仕上がりになってます。



5. Nulbarich / Hometown


上半期の終わりに駆け込みランクイン。ファンキーでスムースでブリージンな、夏本番に向けて全曲最高の3曲(+インスト1曲)入りシングルです。結成されたばかりということで、今後の活躍が楽しみです。まずは一刻も早くライブに行きたいところ。



6. UKO / Saturday boogie holiday


アーバン方面においては絶大な信頼を寄せるクニモンド滝口氏のトータルディレクションで期待を裏切らない素晴らしい一枚です。こちらも夏にめちゃくちゃ聴きまくること必至。全曲トラックやメロディーも素晴らしいですが、声に芯があってめちゃくちゃ好きです。



7. underslowjams / PHONETIC CODE


生楽器とヒップホップドラムとシンセ感の絶妙なバランスで今までにない着地点だと思います。全体を通してシンセベースの音が良いです。セクシーな歌とイカつめな声のラップのコントラストも良いです。超大ネタ使いも良いです。全部良いです。



8. Magic, Drums, & Love / Love De Lux


上半期の終わりに駆け込みランクイン pt2。ソウルフルでファンキーで、Jポップ的でもあり、あんな曲やこんな曲で耳にしたことがあるフレーズの引用も多く、ごちゃ混ぜ過ぎてなんだかよく分からないけど、聴けばめちゃくちゃ高まる素晴らしい音楽です。最高。



9. Yumi Zouma / Yoncalla


前作EP2枚から極上ドリームポップさが増した傑作です。それにしてもボーカルが本当に良いです。インディーポップ好きは聴けば幸せな気持ちになるので必ず聴きましょう。今から9月の来日(大阪公演あり!)がめちゃくちゃ楽しみです。



10. KAYTRANADA / 99.9%


リミックスやThe InternetやGoldLink始め、今勢いのあるアーティストへトラック提供で注目していたプロデューサーの待望の1stアルバム。派手な曲はありませんが、めちゃくちゃ踊れる渋いアルバムです。あんまり今までなかった質感のハウスっぽいトラックが2016年のマイブームです。



11. CICADA / Loud Colors


新しいダンスミュージックのリズムを生バンドに積極的に取り入れる姿勢の素晴らしさ。メジャー進出おめでとうございます。次のアルバムも期待しかしてません。



12. Los Stellarians / Los Stellarians


地味に毎年良作が生まれ続けているヴィンテージソウルシーン、今年はコレです。Tuxedoに通じるディスコな感じもあり、多幸感しかないです。



13. STUTS / Pushin'


PUNPEE氏客演の「夜を使い果たして」が5億点。インスト曲がどれも良いのもポイントです。



14. Special Favorite Music / World's Magic


前作のEPからかなり洗練されて良くなった印象のポップバンド。ストリングスをメンバーでまかなえてるのが強いと思います。



15. Xenia Rubinos / Black Terry Cat


ネオソウルでファンクでヒップホップに民族音楽を混ぜたような、とにかく今まで聴いたことがないめっっっちゃくちゃかっこいい音楽です。ドープ!



16. DADAKAKA / Lynx


日本で最もソウルフルでグルーヴィーな2人組。前作よりシンプルに中毒性が増していて良いです。



17. Joyce Wrice / Stay Around


フューチャー感もある今風なナイスR&B。Mndsgnのトラックが好き過ぎて最高です。こういうのやりたいです、誰か!



18. 三浦大知 / Cry & Fight


日本語で、日本のメジャーシーンでこのサウンド!最高です!Mステ出演で話題にもなりましたね。もっと売れで欲しいです。



19. Boogie Mann / We Turn Up


ソウルフルなJuke/Footworkサウンドといえばこの人。声ネタ、ソウルネタの使い方が上手く、ターナップ必至です。



20. Negicco / ティー・フォー・スリー


安定のド直球な正統派ポップスの良作です。バンドセットでライブも観れて良かったです。






以上です。

書き終えてから何回か順位を前後させましたが、きりがないのでもうこれで。それくらいどれもほとんど差がないくらい最高でした!ありがとうございました!