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2016年5月15日日曜日

「para de casa」の新譜2枚(CICADA、UKO)がめちゃくちゃ良いという話

前回のブログから約1ヶ月空いてしまい、その間にめちゃくちゃ良い新譜が出まくっていてブログが追いつかないという状況なので、複数枚まとめて書いていきます。

個人的に敬愛するバンド、CICADAのマネージャーの方が主宰の 「para de casa」というレーベルから4/13に2枚のCDが同時リリースされまして、その2枚がめちゃくちゃ良いという話です。



 1枚目はそのCICADAのニューEP「Loud Colors」です。
 1stアルバム「BED ROOM」、7インチシングル「stand alone」を経て、作品を重ねるごとに様々なダンスミュージックを吸収してさらに進化しています。
ライブではよくラップをしていましたが、ラップ曲「No Border」も初の音源化ということで、個人的にアガりました。城戸さんのラップは、リズムキープがちゃんとできていて声の通りもステージ上の振る舞いも良くて、ライブで観てた時からすごく好きでした。
2、3、4曲目はドラムの櫃田さんが頑張るタイプの攻めたビートのダンスミュージックで、所謂バンドサウンドの型にはまらないスタンスでアップデートし続けているところがヒップホップだなと思います。
リード曲の「YES」はライブ初披露のときに聴いて、めちゃくちゃグッときました。リズムが武器のバンドがメロディと歌詞で持っていく感じが最高ですね。音源だとしっとり歌ってますが、ライブだと熱い感じで歌っていてめちゃくちゃ"エモい"です。
あと、ライブといえば、ライブで「閃光」をやるときにピョンピョン飛び跳ねる城戸さんはむちゃくちゃ可愛くて最高です。

それでは、リード曲の「YES」のMVをどうぞ。



(余談というか、私事でアレですが、「YES」をボコーダーでカバーしましたのでそちらもよろしければ。。。)







続いて2枚目はUKOさんの1stアルバム「Saturday boogie holiday」です。
ここ数年の一十三十一さん、G.RINAさんのアーバンでブギーな国内女性シンガー系譜の最高傑作という感じです。トータルディレクションがクニモンド滝口氏という情報が出た時から駄作な訳がないと確信していましたが、期待を大きく超える素晴らしい出来でした。
UKOさんといえば、活動休止中(?)のEspeciaの製作陣の一員として存じ上げていましたが、今作も大半がご自身で作っている曲ということで流石です。

リード曲「Signal」 はEspeciaの楽曲でもよく見られたブラスパートをフィーチャーしたアレンジが最高にかっこいいです。「Wonder Time」 、「W.O.W」 あたりの上げ過ぎない四つ打ちの感じも大好きで、「Sha La Lay」もメロウでアーバンなサックスが最高だし、「タイムトラベラー」はザ・クニモンド滝口印 のアーバンダンスミュージックで最高だし、上げていったらキリがないくらい全曲好きで、これから夏にかけてヘビロテ必至の一枚です。

それでは、リード曲の「Signal」のMVをどうぞ。









 【作品情報】
① CICADA / Loud Colors
■トラックリスト
01. No Border
02. FLAVOR
03. 閃光
04. up to you
05. YES


② UKO /  Saturday boogie holiday

■トラックリスト
01. Signal
02. Wonder Time(Guest Gt.渡辺淳)
03. W.O.W(music:Pellycolo)
04. Sha La Lay(music:カキヒラアイ)
05. SPLENDOR GIRL(Guest Dr.山下賢)
06. タイムトラベラー(music:クニモンド瀧口)
07. マドンナ
08. 東京サタデーライツ
09. マドンナ(Schtein & Longer Remix)
10. 東京サタデーライツ (Sosuke Oikawa Remix)